「11月号 ベトナム情報誌 Walking」に掲載されました!

ハノイ・カウザイ|座ってできる簡単肩まわり体操【肩こり編】

ベトナムの情報誌「Walking 11月号」に、当センターの健康コラムが掲載されました。
テーマはデスクワークやスマホで凝りやすい肩・首のセルフケア
理学療法士が、肩こりの原因と座ってできる4つの体操を分かりやすく解説します。

https://walking-vietnam.net/rensai/a-physiotherapists-message-vietnam-health-column/easy-shoulder-exercises-you-can-do-while-sitting-for-stiff-shoulders/

「肩こり」の本当の原因|姿勢バランスと筋肉の短縮

長時間の前かがみ姿勢は、頭の重さ(約5〜6kg)を支える首・肩の筋肉に負担をかけ、血流低下と過緊張を招きます。
ただし、つらさを感じる肩の付け根(僧帽筋上部)だけが原因ではありません。
多くは胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)後頭部の筋肉(後頭下筋群)が縮んで硬くなり、姿勢が崩れる結果として肩まわりが張ってしまう状態です。これは
上位交差症候群と呼ばれ、肩こり・頭痛・猫背の背景にある代表的パターンです。

改善のポイントは、縮んだ筋をゆるめて正しいアライメントへ「リセット」すること。
以下の4つは、椅子に座ったまま短時間で取り組める実践的なエクササイズです。

座ってできる4つの体操(仕事の合間に1〜2セット)

① 胸筋のマッサージ(大胸筋・小胸筋)

  • 鎖骨の下〜胸の外側を、指またはボールで円を描くようにほぐす。
  • 左右それぞれ1〜3分。呼吸は止めずにリラックス。

② 肩甲骨寄せ体操

  • 肘を軽く曲げ、肩をすくめないように肩甲骨を背中の中央へ寄せる。
  • ゆっくり戻す。10〜15回 × 2セット

③ 後頭下筋リリース

  • 後頭部の生え際に指先を当て、頭をわずかにうなずくように動かす。
  • 心地よい圧で1〜2分。目線はやや下で首は脱力。

④ チンタック(顎引き)

  • 背すじを伸ばし、顎を軽く引いて首の後ろを長くする。
  • 3〜5秒キープ × 10回 × 2セット。肩は力まない。

ポイント:「肩をもむ」だけでは根本改善になりません。
胸・首の短縮筋をゆるめ、肩甲骨の位置を整えることで、血流と姿勢が改善し、肩こり・頭痛の予防につながります。

こんな方におすすめ

  • デスクワーク・在宅勤務で肩こりや首こり、頭痛が続く
  • 猫背や巻き肩が気になる/夕方に肩の張りが強くなる
  • 肩をもんでもすぐに戻ってしまう

当センターのリハビリアプローチ

YAMATO Rehabilitation Center(ハノイ・カウザイ)では、姿勢・動作解析と筋膜連鎖の評価をもとに、個別最適の徒手療法+運動療法を提供します。
肩こり/首こり/頭痛/猫背・巻き肩のほか、腰痛やスポーツ障害まで幅広く対応。日本人理学療法士が丁寧にサポートします。

施設情報・ご予約

📍 住所:Tầng 2, tòa nhà Home City, 177 Trung Kính, Tổ 51, Phường Yên Hòa, Cầu Giấy, Hà Nội
🕒 営業時間:月曜–土曜 9:00–21:00/日曜 10:30–21:00
📞 電話/Zalo:0969-020-032

👉 ご予約・お問い合わせはこちら(日本語/ベトナム語対応)
肩こり・首こり・頭痛・姿勢改善のご相談は、YAMATO Rehabilitation Centerへ。

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